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2015年2月5日

ウェディングドレスの歴史

 

前回は、【結婚する事を認めて貰う 『場所』】 について話をしました。
大まかな区分けを紹介しましたが、その中では 『結婚』 というイベントに様々な形態があるという事が分かりましたね。今回は、 結婚式の 【中身】 に焦点をあてていこうと思います。 『結婚式』 という言葉を聞いて、頭に浮かんで来るイメージというものはたくさんあると思いますが、今回は新婦の晴れ姿、花嫁衣装である 『ウェディングドレス』 を見てみましょう。

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ウェディングドレスとは、結婚式において花嫁が着用するドレスの事です。神式での結婚式になると、衣装の形が変わってくるので、ドレスを着用する場合、教会形式の結婚式である事が一般的です。披露宴やパーティ、人前式においても、女性は基本的にドレス姿に身を包んでいる方が今となっては多いのではないでしょうか。

一般的に、ドレス及び附属する装飾品 (ベール、グローブ、靴、アクセサリーetc) や、中に着るブライダルインナー等は、清潔さを表す為に白色が用いられる事が多いです。他にも、桃色や水色などの淡い色が使われる事もありますが、このような色使いによって結婚式の高潔さがより一層引き立ちますね。元々、純白のドレスとベールは、処女のみが着用を許されたものであったそうです。処女でない女性は、着色されたドレスを着用していたようで、ベールは女性の処女性と従順の象徴であったそうですよ。

本来、ウェディングドレスは、キリスト教における婚姻儀礼用の衣装であり、宗教儀式や戒律に厳しいカトリック系のキリスト教では、肌の露出を極力抑える事が求められ、長袖もしくは長いグローブ、胸元がしっかり隠れる服の形、顔を隠すベール、そして、ドレスに付けるトレーン (レース柄があしらわれた引き裾) は長いものを使用する事が求められたそうです。結婚式とは、あくまで厳かに、格式を持って儀礼を執りおこなうもの、といった印象だったようですね。

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しかし、第二次世界大戦以降では、社会に対する宗教的な規制が弱まり、自由を求める機運や女性の社会的地位が向上していくに従って、衣装のデザインも格式や戒律にとらわれないものになっていきます。今では、肩や胸、背中などの部分をざっくり切り開いたような、大胆で開放的な衣装が用いられることもありますね。ドレスの形も、時代や文化、歴史背景によって様変わりしていっている様子が分かります。

こうして元々ある 『結婚式』 というものにおける定義を、現代の価値観を持って見てみると、 「花嫁衣装」 や 「ウェディングドレス」 という言葉の認識に、少しズレが生じるように思います。噂によると、中国では、大学を卒業する女学生がウェディングドレスを着て卒業式に参加する事が近年流行っている、なんてこともあるそうな。理由を探ってみると、何かそこにも独自の文化や歴史が顔を見せそうです。

このように 、『ウェディングドレス』 という結婚式にとって欠かせない要素の一つを取ってみても、 『結婚式』 というのは、時代の流れ、大衆の持つ文化や主義の流動に合わせて、徐々に形態が変化している事が分かります。今、流行っている結婚式のスタイルや衣装なども、これからどう変貌を遂げていくのか楽しみなところですね。

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ということで今回は 【ウェディングドレスの歴史】 について少し触れました。次回は、もう少しウェディングドレスの話を続けて、今度はドレスラインや附属する小物の種類や意味についてのお話をしようと思っています。

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