秋の気配が急激に近づいてきて、運動会、文化祭、七五三、結婚式など、
イベントのシーズンが盛りを迎えています。
ブライダルの業界は最繁忙期で、D-Styleのフォトグラファーたちも
毎日のように活躍の様子を、素敵な写真、動画の作品としてSNSにアップしています。
(もちろん、本人たちの承諾を得たものに限ります)
とくに最近流行りのインスタ(Instagram)は世界中の素敵なウエディングフォトが投稿されていたり、
オシャレなウェディングパーティーの報告代わりとして、とてもフォトジェニックな写真たちがよく見受けられます。
ところで、多くの方々が使用しているインスタグラムですが、
登録の際のプライバシーポリシーをしっかりと読んだことはありますか。
ほとんどの方々は読まずに「同意する」のボタンをタップしているのではないでしょうか。
実は此処に大きな落とし穴があることをご存知でしょうか。
そもそもプライバシーポリシー(Privacy Policy)ってなに?
ってことを説明すると、インターネット上において、
収集した個人情報をどう管理や保護などの扱い方を行うのか、
ということを、サイト管理者が定めたルールのことです。
それはインスタグラムも例外でなく定めており、
その一文として下記のように記載してあります。
利用者自身のユーザーコンテンツの共有範囲:
「なんのこっちゃ?」
と思う方がいるかもしれませんが、簡単に言えば「誰かの投稿をシェア、拡散OKですよ」ということ。
「問題があるように思えませんが…」
と思うかもしれませんが、これが大問題です。
インスタグラムは、2012年9月にFacebookに買収され、
事実上フェイスブックの傘下として活動しています。
なので、FacebookとInstagramの相性はとても良いわけですが、
インスタグラムに投稿した写真は、フェイスブックでもシェア可能ばかりか、
それに限定していないので、ツイッターでも、個人のブログでも共有(シェア)することが可能です。
そうすると、プライバシー設定を公開にしている方が何かの写真を投稿すれば、
それはどのようなシチュエーションであったとしても、シェアすることは可能だということ。
例えば、友達の結婚式ばかりか、家族、恋人、友人のあんな写真やこんな写真も、
公開設定になっている以上は、どこでだれがシェアしようと制限はされないということです。
ネットリテラシーという言葉があります。
情報ネットワークを上手に、正しく使いこなす能力のことです。
いろんな知識が必要ですが、
最近世の中を騒ぎ立てるようないわゆるバカッターだったり、
常識のなさを露呈して炎上させるということは、
ネットリテラシーが低いために起こり得る事故です。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で多くの方々と
同時にコミュニケーションを取ることが可能になった分、
拡散率も爆発力を秘めています。
SNSは正しく使いこなすことができれば、とても有意義なシステムのため、
その辺りの知識はしっかりと持っておきたいところですね。
FacebookもInstagramも、プライバシー設定など、
自分を守るためのシステムもしっかりと備わっているため、一度確認してみてはどうでしょうか。
Posted By
MIYAZAKIDAICHI
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