なぜ私は、カメラを置いてエージェントになったのか

なぜ私は、カメラを置いてエージェントになったのか

私、D-STYLE ART代表の宮崎大地は、もともとカメラマンでした。今はシャッターを切る側ではなく、企業の撮影ニーズに合う登録カメラマンを目利きしてアサインする、エージェントという立場にいます。理由は単純で、「腕はあるのに仕事がない」カメラマンを現場で見続けたからです。一人で撮り続ける限界に気づき、選ぶ側に回ることを選びました。

D-STYLE ART代表・宮崎大地のポートレート
目次

実家は写真館。それでも、カメラマンの現実は厳しかった

私は1982年生まれで、実家は金沢の写真館でした。東京工芸大学の写真学科に進み、卒業後はバイク誌の編集を経て、人材採用広告の営業に携わりました。ここでコンサル型営業という仕事の面白さに触れたのですが、その後、家族の事情で金沢の写真館を継ぐことになります。

写真館を継いでから見えてきたのは、技術力とは別の現実でした。腕のある外注カメラマンが何人もいるのに、仕事が安定して回っていない。撮影の技術と、仕事が途切れないことは、必ずしもイコールではないという事実を、私は写真館の経営を通じて何度も目の当たりにしました。

一人で撮り続けることの限界に気づいた

技術のある外注カメラマンが仕事に恵まれていない現実を見て、私は気づかされました。カメラマン一人がどれだけ腕を磨いても、その技術を必要としている企業に届く仕組みがなければ、仕事にはつながりません。一人で撮り続けるだけでは、この構造そのものを変えられないと感じたのです。

腕はあるのに仕事がないカメラマンと、発注先が見つからずに困っている企業。この両方を見てきて、間に立って両者をつなぐ役割が要るのではないかと考えるようになりました。これが、私が「撮る人」から「選ぶ人」へと軸足を移す出発点になったエピソードです。

「探す」から「選ぶ」へ。エージェントというモデルを選んだ理由

一人のカメラマンとして働き続ける道もありました。しかし私が選んだのは、プロの目でカメラマンを見極め、企業の依頼内容に合う人をアサインするエージェントという役割です。

自分一人が撮れる件数には上限がありますが、複数の登録カメラマンを目利きしてつなぐ立場なら、より多くの企業の撮影ニーズに応えられます。同時に、腕はあっても仕事に恵まれないカメラマンに、案件という形で機会を届けることもできます。技術・機材・服装・態度まで見て人を選ぶ側に回ることが、自分の元カメラマンとしての経験を一番活かせる道だと考えました。

2012年創業、2014年法人設立という現実的な一歩

考えを固めてから、2012年に関東で独立しました。その後、2014年に株式会社ファーストブレイクとして法人化しています。

創業当時を想起させるカメラ・撮影機材のイメージカット

運営会社について

運営は株式会社ファーストブレイク(横浜市中区相生町3-60 泰生ビル308)。代表は宮崎大地(元カメラマン)。2012年創業、2014年法人設立、資本金600万円、法人取引300社超です。

会社としての歩みを重ねる中で、今では全国厳選30名程度の登録カメラマンとともに、法人取引300社超の企業撮影に対応する体制になりました。数字はあくまで結果であり、原点にあるのは「腕はあるのに仕事がないカメラマンを見てきた」という、写真館時代からの実感です。

なぜ「企業専門」に特化したのか

D-STYLE ARTは、個人の記念日撮影ではなく企業専門の出張撮影エージェントとして事業を展開しています。これは、「探すだけ」の低単価マッチングとは違う立ち位置を取るためです。

企業の撮影は、経営者や役員へのふるまい、社員が緊張する現場での配慮、当日の代替リスクへの備えなど、技術力だけでは測れない要素が多く関わります。元カメラマンとして現場に立ってきたからこそ、その見極めには専門性が要ると実感しており、企業撮影というひとつの領域に絞ることで、目利きの精度を上げる方針を取っています。

代表としての今のスタンス

今の私の役割は、カメラを持つことではなく、依頼内容に合うカメラマンを選び、責任を持ってアサインすることです。断らないカメラマンであろうとしていた頃の自分から、選ぶ側の立場に軸を変えたことで、企業にも登録カメラマンにも、より誠実に向き合えるようになったと感じています。

D-STYLE ARTでは、審査基準に沿って登録カメラマンを選定しており、企業がカメラマン選びで失敗しやすいポイントについても、これまでの経験から発信を続けています。私たちがどのような基準でカメラマンを見極めているか、企業の担当者がどこでつまずきやすいかは、それぞれ別の記事でも詳しくお伝えしています。

このような経緯から生まれたD-STYLE ARTのサービスに関心をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

D-STYLE ART代表はなぜカメラマンからエージェントになったのですか

実家の写真館を継いだ際、腕はあるのに仕事が安定しないカメラマンを数多く見たことがきっかけです。一人で撮り続けることの限界にも気づき、プロの目でカメラマンを目利きしてアサインする、エージェントという役割に軸足を移しました。

D-STYLE ARTはどんな会社ですか

企業専門の出張撮影エージェントです。運営は株式会社ファーストブレイク(横浜市中区相生町3-60 泰生ビル308)、代表は元カメラマンの宮崎大地です。2012年に創業し、2014年に法人設立しました。

D-STYLE ARTはなぜ個人の記念日撮影を扱わず、企業専門にしているのですか

企業撮影には、経営者や役員へのふるまい、社員への配慮、当日の代替リスクへの備えなど、技術力だけでは測れない要素が多く関わるためです。企業撮影という領域に絞ることで、カメラマンを見極める目利きの精度を高める方針を取っています。

代表は今も自分でカメラマンとして撮影しているのですか

現在の主な役割は撮影そのものではなく、企業の依頼内容に合う登録カメラマンを審査・選定してアサインすることです。元カメラマンとしての現場経験を、目利きの基準づくりに活かしています。

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